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■NEWS
バウハウス100年映画祭! プログラムA~プログラムD 全6作品   11月23日(土)から渋谷・ユーロスペースほか全国順次公開 

■建築家ヴァルター・グロピウスが初代校長となってドイツのヴァイマルに設立された造形学校のバウハウス。ただの造形学校ではなく革新的な姿勢は、建築を中心に大きな影響を現在に至るまで多角的に与えてきた。1919年の創設から節目の100年を記念して「バウハウス100年映画祭」を開催。関連作品6作品が4つのプログラムで紹介される。バウハウス内での女性の活躍やその処遇など知られざる面にも焦点が当てられている。 

配給:トレノバ 協力:ゲーテ・インスティトゥート東京 後援:在日スイス大使館/バウハウス100周年委員会/GERMAN FILMS    (2019年11月22日 記)


■プログラムA 『バウハウス 原形と神話』
■初代校長ヴァルター・グロピウスが中心となり、パウル・クレーやカンディンスキーなど豪華な教師陣を揃えてスタートしたバウハウスは、アート界に革命を起こし神話化してゆく。その光と影にフォーカスしてゆく。

■監督:ニールス・ボルブリンカー/ケルスティン・シュトゥッテルハイム 出演:ヴァルター・グロピウス/ヴォルフ・ヒルデブラント/ゲルトルート・アルント/フーベルト・ホフマン/ピウス・パール 1999年/2009年ドイツ(103分) 原題:BAUHAUS - MODELL UND MYTHOS

■プログラムB 『バウハウス・スピリット』 『バウハウスの女性たち』

■校長のグロピウスはバウハウスを「年齢、性別に関係なく、誰もが学ぶ権利を持つ学校」と謳った。現実はどうだったのか。『バウハウスの女性たち』(写真)では女性監督が探ってゆく。

『バウハウス・スピリット』
■監督:ニールス・ボルブリンカー/トーマス・ティエルシュ 出演:トルステン・ブルーメ/ローザン・ボッシュ/アルフレード・ブリレンブール/シュテファン・コヴァツ/フーベルト・クルンプナー 2018年ドイツ(52分) 原題:VOM BAUEN DER ZUKUNFT - 100 JAHRE BAUHAUS

『バウハウスの女性たち』
■監督:ズザンネ・ラデルホーフ 出演:エリザベス・オットー/テレジア・エンツェンスベルガー/モニカ・シュタットラー/パトリック・ロスラー/アンヤ・バウムホーフ/エレーナ・マカロワ 2019年ドイツ(44分) 原題:BAUHAUSFRAUEN


■プログラムC 『ミース・オン・シーン』 『ファグスーグロピウスと近代建築の胎動』
■1929年のバルセロナ万国博覧会のドイツ館としてつくられたバルセロナ・パビリオンは建築家ミース・ファン・デル・ローエの代表作であり、その後復元されてモダニズム建築の最高峰としていまも称えられる。ミースはこれを手がけたのちにバウハウスの三代目校長に就任するが、『ミース・オン・シーン』ではその時代のミース、そしてミース時代のバウハウスをとらえてゆく。

『ミース・オン・シーン』
■監督:ペップ・マルティン/シャビ・カンプレシオス 出演:ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ/フリッツ・ノイマイヤー/エドゥアルド・メンドーサ/バリー・バーグドール 2018年スペイン(58分) 原題:NIES ON SCENE

『ファグス―グロピウスと近代建築の胎動』
■監督:ニールス・ボルブリンカー/ケルスティン・シュトゥッテルハイム 出演:アンネマリー・イエギ/エルンスト・グレーテン/ヴァルター・シャーパー/エピファニオ・ディ・ロレンツォ 2011年ドイツ(27分) 原題:GAGUS - WALTER GROPIUS UND DIE FABRIK DER MODERNE

写真左『ミース・オン・シーン』 写真右『ファグス―グロピウスと近代建築の胎動』

■プログラムD 『マックス・ビル―絶対的な視点』

■建築家であり画家、彫刻家にして工業デザイナーとしても活躍したマルチなアーティスト、マックス・ビルは、バウハウス最後の巨匠といわれる。政治にも関与したという彼の生涯に迫る。

■監督:エーリヒ・シュミット 出演:マックス・ビル/アンゲラ・トーマス/ゴットフリート・ホーネッガー/イニャツィオ・シローネ/ヤコブ・ビル/エルンスト・シャイデッガー 2008年スイス(94分) 原題:MAX BILL - ABSOLUTE AUGENMAβ



      



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